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出会いと絆
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『パニック障害』体験記 ~それでも空はひろがっていて、雲は流れていく~

パニック症(PD=panic disorder 、旧名「パニック障害」)という病気を知っていますか? それは、俺にとって 「 恩師 」 です。だから俺は “ 完治 ” なんかより、ずっと先まで歩くつもりです。

パニック障害と「人と話すこと」。 


最近、僕に話しかけてくれる人が増えた。

職場の人たちや、近所の子供たち。


楽しい。ほんとありがたい。



僕はもともと社交的じゃなかったし、
一人でも別に「寂しい」とは、あまり感じなかった。

いや、人と話すのも、それはそれで大好きなんだけど。









パニック障害になった。

人と話してる最中に、何度も苦しくなった。

人と話すことまで怖くなった。






仕事を辞め、無職の期間が長く続いた。

人と会わなくなった。

話さないのはラクだった。





でも、

一人で、
頭の中で負の感情をいじりまわしていると、
元のサイズの何倍にも大きくなることに気付いた。

人と話せば、なんか客観的になれて、
少なくとも、大きくなることはなかった。



ずっと一人でいると、
いつも頭の中で一人で会話して、
何ていうか、意識のベクトルが“内へ、内へ”と向かっていった。

そうなってくると、
10の「怖い」が、いつの間にか100にも、1000にもなった。







「誰かと話したい」

そう、いつからか思うようになった。



少しずつ、近所の人にあいさつするようになった。

十年以上住んでて隣の人の名前も知らなかったけど、
少し「近所付き合い」っぽいものが出来てきた。






僕のバイクを見ていた近所の幼稚園生の男の子に、
思い切って、

「バイク好きなの?」

と声をかけた。




今では、その男の子と、もう一人の小2の女の子と、
たまに三人で遊ぶ。


最近、調子に乗ってきて、家のポストに石入れてきたりイタズラするから、
「このままじゃヤバイ」と思って、めちゃキレた感じで怒ってみたら、

「ごめんなさい」って手紙がポストに入っていたので、

僕も「もうおこってないよ」と書いてその子の家のポストに入れた。


・・・というくらいの仲になった(笑)。












でも、やっぱりまだ、
人と話すとき、かなり緊張してる。

まだ、発作の記憶が完全には消えてくれないから。

だから、人と話した後はかなり疲れてる。




今日は職場で3人くらいと、かなりいっぱい話した。

自分としては記録的だった。

相当疲れたけど、じんわりとうれしかったので、
仕事帰りにコンビニで買ったキャラメルプリンで祝杯をあげた。



・・35歳、独身のひげづら男だが、

いいことがあったときには、お祝いの“あまいもの”が欠かせない(笑)。












・・・あー、あとひとつだけ。



僕は子供の頃から、一人で空を見てるのが好きだったし、
大人になってからも、一人でバイクに乗っていろんなとこへ行き、
空見て感動したり、海や山の色にハイになったり・・・

下手な人と遊ぶなら、一人で自然の中にいるほうが楽しかったけど、


「そういえば、
 どんなにきれいな景色に出会っても“笑う”ことってないよな。

 僕を笑わせてくれるのは“人”だけなんだな。」


と、パニック障害になって初めて気付きました。















<13>

category: ◇近所の子どもたち。

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