出会いと絆
05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

『パニック障害』体験記 ~それでも空はひろがっていて、雲は流れていく~

パニック症(PD=panic disorder 、旧名「パニック障害」)という病気を知っていますか? それは、俺にとって 「 恩師 」 です。だから俺は “ 完治 ” なんかより、ずっと先まで歩くつもりです。

『経緯』2 パニック障害、はじまり。 


2006年、1月。


いつもの美容院で“予兆2号”がきた。

しょっぱなのシャンプーで椅子を倒した瞬間、
急に視界がぐるぐるまわって、
とたんにめちゃくちゃ気持ち悪くなって・・・。

髪、切りだしたら、もっとキツくなってきて、
もう、必死で我慢したけど、
耐えられなかったよ・・・。

中断してもらって、外で15分くらい座ってた。
再開してなんとか切り終わったけど、
つらかった・・・。
初めて地獄を味わった・・・・・。


でも、深く考えなかったし、
また割とすぐに忘れちゃったんだよね。(笑)







3月。

WBCで日本代表が初代王者に輝いて、
輝きに輝きまくって、
日本の野球のすごさをやっと世界に見せつけられた。

俺、泣いちゃった。
うれしかった。

日本でずっと野球をやってきた一人として、
本当に誇らしかった。
最高だった。








そんな記念すべき日から、数日後の、


2006年、3月 26日。




とうとう、


“その日”をむかえた。







仕事終わりの休憩所で・・・。
※『②「パニック発作」とは、どんな感じか?』(5ページ)参照
突然、強ーーー烈!!!な、パニック発作に襲われた。



そう言えば、
その時、“音の聞こえ方”が異常だった。

アスファルトに倒れ込んで死にそうになっていたとき、
そばに停まっていたトラックのアイドリング音が、
うまく言えないけど、
やたら脳の芯まで響いて・・・・。

なんて説明したらいいかわからないけど、
恐怖をかきたてるような、
逃げ出したくなるような、
やたらと不快で恐ろしい音に聞こえた。

・・・ただの、トラックのアイドリング音が、だよ。(笑)




あと、
救急車でトンネルの中を走っているときの音も。

“ピーポー”が乱反射して、こだまして、
頭の中が、ピーポー、ピーポー、ピーポー、ピーポー・・・・。
あれも、恐ろしかったよ。



でも、救急車に乗せられてほっとした。

初めて乗ったんだけど、
もう、「全ておまかせ」みたいな、“まな板の上の鯉”みたいな気分だった。



救急車を呼ぶの、俺はずっとしぶってたんだけど、
なかば強引に救急車を呼んでくれた、
職場の後輩TとAには感謝しきれないよ。

Tは救急車に乗って付き添ってもくれた。
素晴らしい人たちに恵まれました。
ありがとう。





病院につくと、

『ストレス性過呼吸症候群』だと言われた。

そのときの先生は、とても癒しの空気をまとった人で、
話してるだけで段々と気持ちが落ち着いてきて涙が出そうだった。


だけど、その後、その先生に会うことはなかった。









後輩Tに何度も礼を言って別れ、家に帰った。

そのときの俺は、
あれほど苦しかったのも夢だったみたいに消えて、妙にハイになってた。



「初めて救急車に乗ってきましたー!!」

って、家に帰って、第一声。

確か、親父にそう言ったと思う。







・・・・まだ、何もわかってなかった。

明日から、当然、今までどおりだと思ってたから。



















これが『パニック師匠』との運命的な出会いであり、


闇をさまよう、“失う日々”の始まりだった・・・・・。(笑)















<15>

関連記事

category: PD発病からの『経緯』。

cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://high2fly.blog.fc2.com/tb.php/18-c97c50e8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

おしらせ。

プロフィール

最新記事

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

訪れてくれた、みなさん。

全記事表示リンク