出会いと絆
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『パニック障害』体験記 ~それでも空はひろがっていて、雲は流れていく~

パニック症(PD=panic disorder 、旧名「パニック障害」)という病気を知っていますか? それは、俺にとって 「 恩師 」 です。だから俺は “ 完治 ” なんかより、ずっと先まで歩くつもりです。

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『経緯』19 パニック障害と、野球復帰。 


俺の所属する草野球チーム
『 Resistance (レジスタンス)』は、
おっさん&おじーちゃんの集まりで、かなりハイレベルな“野球バカ”の集団だ

(※ちなみに「レジスタンス」とは、『権力や侵略などに対する抵抗運動、反抗』の意。)





全部で22人いるメンバーの年齢構成は、(※2011年 12月 現在)
20代が2人、30代が俺含め2人、
40~50代が13人で、60代も5人いる。

最高齢は68歳だ。
1人、選手兼マネージャーとして40代の女性もいる。




野球経験は、大学までやってた人が1人、
高校までが、俺を含め3人、
あとはそれ以下で、未経験者もいる。

なので、一人ひとりの野球のレベルは高くない。
けど何故か、チームとしては決して弱くない。









市の大会で「シニアリーグ」という45歳以上しか出場できない大会がある。
全部で11チームが所属し、総当りの10試合を1年間かけて行う。

この大会で優勝することが、うちのチームの主な活動目的だ。

今年は1敗で準優勝、昨年は全勝優勝を達成した。
おととしも準優勝だった。



もちろん、現在35歳の俺は出場できないが、
ここ数年は全試合欠かさずベンチ入りしている。











年齢制限のない、通常の市の大会(トーナメント)でも、
若者のチームを相手に奇跡を重ね続け、
昨年秋の大会では、まさかの『準優勝』を飾った。

レベル別に1~3部まであり、2部の大会だけど、
準優勝はホントに奇跡だった。

おかげで今年は場違いな1部に昇格してしまい、
市の大会では1勝もできなかった(涙)。
まぁ俺は打ったけどね!









うちのチームの強さの秘密は、
みんな、いい歳こいて野球がバカみたいに好きなことだ。



となりのとなりの県から、片道2時間かけて毎週、電車で来るYさん。

この前の大会のとき、仕事先から飛行機でかけつけたOさん。

今年、シニアリーグの連勝が20連勝で止まり、
翌日も職場でそのショックを引きずっていたらしいTさん。

肩を痛めていて今年は出場機会が少なかったから、
最終戦は気合入れて、病院で痛み止めの注射を打って臨んだけど、
最後に代打1打席しか試合に出してもらえず、
スネて帰ったIさん。




・・・・・・・バカばっか(笑)。






1年中、ほぼ毎週やるし、
練習は小雨くらいなら、みんな来るし、
夜勤終わり、一睡もしないで来るなんて普通だし・・・

もう、ちょっと“変態”の域でしょ?(笑)













個々のレベルは高くないから
シニアリーグでも横綱相撲で勝てるわけじゃない。

「勝ちたい」という気持ちの強さとチームワークのよさで、
大逆転勝利が異常に多い。

そういう時の、
ベンチの一体感、盛り上がり、雰囲気の良さといったら・・・・
草野球ではなかなかないと思う。

他のチームからすれば、
「おっさん同士の草野球でそこまでやるか」
ってくらい、
真剣に野球やってるから、

たかだか草野球でも、ちょくちょくスンゴイものが生まれる。


今年あった、最終回、二死ランナー無しからの
ミラクル逆転サヨナラ勝ちのときなんか、
サヨナラ打を打った、太った汗だくのおっさんと抱き合って喜んでしまった(笑)。










俺はこの『レジスタンス』というチームが大好きだ。


歳は離れてても、この居心地のよさは他にない。


















このチームだから、

「もう一度、野球がしたい」と思った。













俺だって、相当、野球が好きだ。



パニック障害の影響もあり、
ここのところ、ずっとエラーだらけだし、打てないし・・・・・

「このままでは終われない」

そう、体の芯から思っていた。












パニック障害で、たくさんのものを失って、

「何か“ひとつ”でいいから取り戻したい」

と、心の底から湧き上がってきた時、



真っ先に、

「野球がしたい」

と思った。


















意を決して、野球の練習に行ってみた。

楽しかった。

もちろん、その後、何度か発作が起こりそうになったけど、
野球は練習だけなら、割とすぐに怖くなくなった。


・・・というより、「楽しさ」のほうが勝った。









こうして、毎週ひとつ、楽しみに思えることができた。

その意味は果てしなくデカい。




毎週、日曜が楽しみで仕方なかった。

雨で中止になろうもんなら、本当にガッカリだ。

こんなに野球の練習を楽しみにしてるなんて、
俺の野球人生で初めてだった。














『たったひとつでも、
楽しみに思えることができた』



今思えば、このあたりが“どん底”からの脱出だったと思う。












『レジスタンス』のみなさんには、骨の髄から感謝しています。















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