出会いと絆
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『パニック障害』体験記 ~それでも空はひろがっていて、雲は流れていく~

パニック症(PD=panic disorder 、旧名「パニック障害」)という病気を知っていますか? それは、俺にとって 「 恩師 」 です。だから俺は “ 完治 ” なんかより、ずっと先まで歩くつもりです。

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『経緯』21 パニック障害と、仕事復帰。 


2007年、夏も終わる頃。

「そろそろ、働かなきゃ・・・・」と思った。





9月下旬。


面接を受ける。一発で決まった。

N社で働くことになり、7ヶ月間続いたニート生活が終わった。






そして、10月頭。


初出社の日。

前日からほとんど眠れず、
不安と恐怖が頭の中をぐるぐるしていた。

仕事中に発作が起きるイメージが、どうしてもぬぐえなかった。




朝、余裕をもって早めに出発した。

会社に近づいていく。

会社が見えた。


瞬間的に、すぐそばの交差点にあるローソンの駐車場に吸い込まれた。
バイクは停まってしまった。
もちろん、バイクが故障したわけじゃない。





バイクに跨ったまま、アスファルトに着く両足の感覚がおかしい。
震えてはいなかったけど、まったく地に足が着いていなかった。

心の中では、膨れ上がった不安が
すごい勢いで、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐるして、
・・・・・・怖かった。


「逃げよう」

「帰ろう」


そっちの気持ちがどんどん優勢になっていった。


「逃げてもいいよ」

「また次、がんばろう」

「無理しないほうがいい」



それが“正しい”選択に思えてきた。





早めに出発した分の時間を、
ローソンの駐車場でバイクに跨ったまま、全て使いきった。













以前にも書いたけど、

パニック障害と戦っていくには、
「えいっっ」と飛び込まなくてはならない時があると思う。

それは、バンジージャンプにきっと似ている。
(バンジーしたことないけど)





この日は、今になって思うと重要な分岐点だった。

俺は、「えいっっ」と飛び込めた。

とてつもなく大きな「えいっっ」だった。




なぜ、飛び込めたのかはわからない。


ただ、ものすごく怖かったことと、

「勇気を出して」とか「覚悟を決めて」というよりは、

「もうどうにでもなれ」みたいな感じで、
目をつぶって突っ込んだような感覚は覚えている。



・・・前向きな行動というよりは、

どちらかといえば・・“投げやり”な感じだったと思う。


















とにかく・・・・こうして仕事に復帰した。





この「えいっっ」のおかげで、
俺の人生において、とても大きな出会いがこの先にあった。













もちろん、仕事中も不安と恐怖の連続だったけど、
なんとか無事に2007年が終わった。




2007年は、本当にいろいろあった忘れられない年だ。















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