出会いと絆
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『パニック障害』体験記 ~それでも空はひろがっていて、雲は流れていく~

パニック症(PD=panic disorder 、旧名「パニック障害」)という病気を知っていますか? それは、俺にとって 「 恩師 」 です。だから俺は “ 完治 ” なんかより、ずっと先まで歩くつもりです。

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『経緯』26 パニック障害と、性格2。★★ 


★【ねばならぬ主義】への“論理的”反論


“完璧主義”の人はパニック障害になりやすい」
という説をちょいちょい目にする。
どの程度の根拠があるかはわからない。

また、“まじめ”な人や“神経質”な人もなりやすいらしい。





全否定はしないけど・・俺個人の意見としては、

そういう性格がパニック障害の、
“直接的”もしくは“主な”原因になることはないと思う。
間接的な原因のひとつには、なりうるだろうけど。

ちなみに俺は、文章で伝わってると思うけど、
まじめで、神経質で、完璧主義だ。・・おそらく(笑)。







ただ、そういう性格の人のほうが、
『「ねばならぬ主義」におちいりやすい』というのはあるかもしれない。

「ねばならぬ主義」というのは、
エリス博士の本の中によく出てくる言葉で、
無意識に「~ねばならぬ」と思い込んでしまっている状態のことだ。

例えば、
「私の生活は絶対に安定していて、楽しくあらねばならない」とか、
「人間関係あるいは仕事で、絶対にうまくやらねばならない」のように。









エリス博士はこう言っている。

『あなたは自分に対して、絶対的な要求をいくつもつきつけることで、自分を悩ませている。
 成功や承認や楽しみを追求する、といった健全な願いを、
 不健康にも「ねばならぬ」という主張や命令
 変えてしまっている。




だから、
『自分に対する「~ねばならぬ」という要求を、
 「~のほうがよい」という好みへと、変えていく。

必要があると、

『強要的に考えない、感じない、行動しない。
ようにしようと、そう説いている。






また、こうも言っている。

『自分の望みを切迫した必要性に引き上げてしまうことは、
 自分で自分を追いつめることになります。
 (中略)
 なぜそう考えてしまうのか。
 それはあなたが人間だからです。
 人間というのは、自分の強い欲求を絶対的な要求に簡単に変えてしまいがちなのです。』












・・・ふ~、打つのしんどかった(笑)。


難しい感じにとられちゃったかもしれないけど、

簡単に言えば、無意識のうちに“義務”っぽく考えちゃってるから、
それが思いどおりにならなかったとき、
すっっっごいヘコんじゃうってことかな。破滅的なほどに。

だからその“義務”っぽくなっちゃった考えを、
「~ほうがいいなぁ」くらいに戻してあげればいい、って言ってる。











当時の俺は、

「生涯、野球やってバイク乗って、
世界中を旅して、世界中の人と話して、世界中のおいしいものを食って、
最高の女と結婚して、幸せな家庭を築いて、そこそこの金持ちになって、
超しあわせな人生を送らねばならない
と、

きっと思ってた。(笑)


だから、パニック障害になっていろんなことができなくなったとき絶望した。






また、
「入社していきなり初日で発作を起こして早退してはならない」と無意識に思ってたから、
初日、仕事に行くのが異常に怖かった。

「デート中、発作を起こして女の前でゲロを吐いてはならない」と無意識に思ってたから、
怖くて女と遊ぶのを断るようになった。(そんなに誘われないけど)




「こんな状況で発作を起こしてはいけない」
「途中で帰ってはいけない」
「楽しまなくてはいけない」「元気でなければいけない」・・・・・。



そういう「ねばならぬ主義」が、自分の中にたんまりあることに気付かされた。

それらの考えに気付いたらその場で、
エリス博士の言うとおりに、ひとつひとつ根気よく、論理的に継続的に反論し続けた。


例えば、

「そりゃ確かに、入社初日で早退しないほうがいいだろう。
 でも、初日で早退しても一発でクビになりはしないだろう。
 もし、クビになったとしても、新しい会社を探せばいいだけだ。

 社会復帰が絶望になったわけでも、
 俺が弱くて価値の無い人間だってことにもまったくならない。
 たいしたことじゃない。」


って具合に。














最後にエリス博士、曰く、

『世の中に奇跡とタダ飯は存在しません。
 自己変革は、ほとんどの場合可能ですが、継続的な努力と実行が必要です。』




考え方を変えるということは簡単なことではないけど、
それでも俺は、確実に少しパニック障害と生活しやすくなった。

恐怖感が消えることはなかったけど、
無理に押さえつけることなく、自分で軽減させることが少しだけできるようになった。




大きな進歩を感じた。








(つづく。)















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